【和歌山県】みんな大好きドラゴンを名前に冠する温泉地:龍神温泉 美人亭

近畿

日々コンクリートジャングルの中で過ごしていると思いません?
自然が足りてない、、、と。

ということで、今回は自然を補給するために山奥の温泉地を目指しました。

目的地は、以前から行ってみたかった「龍神温泉」です!
強者感が強い。。。絶対強い。

そんな印象で常に頭の中に居続ける、気になる存在だったわけです。

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龍神温泉

龍神温泉元湯

和歌山県田辺市、紀伊半島の山奥に位置する「龍神温泉」。

日高川の清流沿いに広がる小さな温泉街は、古くから「美人の湯」として知られています。

周囲を山に囲まれ、川のせせらぎが響くその景観は、まさに秘湯の趣き。

温泉街というものはなく、龍神温泉エリアには温泉旅館や民宿がいくつか点在しています。

都市部のコンクリートジャングルが見たくなくなった今日この頃、癒しを求めてやってきたってわけ。

龍神温泉の泉質は「ナトリウム炭酸水素塩泉(重曹泉)」
肌の角質をやさしく落とし、湯上がりはすべすべ、しっとりと潤うのが特徴です。美肌効果が特に高いと言われており、この効果から「日本三美人の湯」のひとつに数えられています。

日本三大美人の湯

  • 和歌山県 龍神温泉
  • 群馬県 川中温泉
  • 島根県 湯の川温泉

龍神温泉へのアクセス

今回は南紀白浜空港から公共交通機関を使って向かいました。

まず、南紀白浜空港から、バスで紀伊田辺駅まで行きます。空港から紀伊田辺駅までは40分くらいです。

紀伊田辺駅からは、「龍神バス」に乗り換えます。1時間10分くらいで龍神温泉に到着です。

空港と紀伊田辺駅間のバスはそれなりに本数があるのですが、龍神温泉行きのバスは本数が少ないので、乗り遅れ注意です。

正直、けっこう遠い。
道路は整備されていますが、周囲は山に囲まれていて、バスに乗っている間、とんでもないところに来たな、という感想を持ちました。

バスからの景色

雄大!って感じる景色。

美人亭

美人亭 玄関

今回の宿泊先は、龍神温泉にある宿の一つ『美人亭』。

公共浴場の「龍神温泉元湯」からは、歩いて15分くらいのところにあります。
バスで最寄りまで行く場合は、「皆瀬」というバス停でで降ります。
目の前に日高川にかかる鉄橋があるので、そこを渡った先が『美人亭』となります。

日高川にかかる鉄橋(宿側から撮影)

外観は年季を感じますが、かえって鄙びた温泉宿を感じさせます。

龍神温泉全体が鄙びた温泉地の雰囲気を醸し出していますが、『美人亭』も例に漏れず、といったところ。

玄関入るとこんな感じ!

部屋

お部屋

案内されたお部屋は角部屋の洋室。

お部屋も年季を感じますが、それよりも、窓からの景色!

大きな窓からは山と川が一面に広がります。大自然!

川のせせらぎがいい感じのBGMとなって聞こえてきます。

これはリラックス効果高い♪

窓辺から外を眺めるだけで、非日常感を味わえますね。

Wi-Fiも完備されており、YouTubeも問題なく再生できる速度は出てました。

とはいえ、せっかくの大自然、デジタルデトックスしたいところ。

ちなみにバリアフリーではないので、その点は注意。

今回は2階のお部屋に宿泊でしたが、お部屋は3階にもあり、かつエレベーターはありません。
また、温泉や食堂は地下1階なので、けっこう行ったり来たりします。

全体的に、合宿所的な印象の館内です。
朝6時に館内にチャイムがなったりするので、合宿目的に使用する客層が多いのかな、と思いました。

お茶請け

お茶請け

お茶請けは、梅羊羹でした。

和歌山は梅が有名よね。

ねり梅のような酸味に羊羹の食感。好き嫌いが分かれそうですが、私は好き。

温泉

引用元:美人亭 公式WEB(https://ryubijin.com/hotspring/

泉質は「アルカリ性炭酸泉」ということで、美肌効果の高い湯です。

浴室は狭いので、3人も入れば、ギチギチでしょう。

なので、時間をずらした入浴が推奨されています。他のお客さんとの探り合いですね。

とはいえ、大きい旅館ではないので、少し時間をずらせば、被らずにゆったりと入浴できます。

入浴後は、美人の湯に違わず、お肌がスベスベになったように感じます。

食事

夕飯

鮎にジビエの猪肉がメインということで、山あいの温泉宿に来た!って感じるラインナップで、とてもいいですね。

お料理に合わせるお酒は、地元日本酒「紀伊國屋文左衛門」。初めて聞いた銘柄です。

古酒のような独特の風味があり、個性的。

苦手な人が多そうな味で、私もこの日本酒は口に合わないかなーと思っていたのですが、クセのある猪肉との相性は抜群でした!

鮎の内臓の苦味ともバッチリ。

結果的に、この日本酒で正解でしたね。

朝食

朝食のメインは、鮎の一夜干し。

夕食では鮎の塩焼きを食べましたが、それとも違う旨みが凝縮された鮎の一夜干しはとっっても美味しく、ご飯のお供に最高でした。

朝から川魚を食べられるのは山里の宿ならではですね。

あと、お味噌汁がけっこう味濃くて、これは和歌山ならではなのだろうか?
夕飯でも出汁がきいた味の濃い味噌汁だな、という感想を持ちました。
味噌汁だけで、ご飯2杯はいける。

今回のベストおかず賞は、梅干し!
小粒なんだけど、酸味と塩味のバランスがちょうどよく、これだけでご飯無限に食べられる。
あと、周囲に残ってる塩がシャリシャリして、新食感!
お土産に買って帰りたかったけど、どこで売ってるかわからんやつ。

お会計

今回は、土曜日に1泊して22,000円+α(お酒代)でした。

加えて、バス代も往復で3,000円以上するので、コスパは高くないです。

しかし、「日本三大美人の湯」という龍神温泉ならではの特別感、都会の喧騒から完全に隔離された空間、自然の中で過ごす時間。

これらはなかなかに得難いものでした。

その点で格別の体験だったなと感じます。

まとめ

今回は、和歌山の山奥、龍神温泉にある『美人亭』に宿泊してきました。

温泉街が賑わっている、とかではなく、、、ただただ自然に囲まれた空間。

川のせせらぎや、葉っぱの擦れあう音をBGMに、何をするでもなく、部屋でダラダラ過ごす。

それって最高に贅沢。。。そんな体験をしてきました。

なかなかに行きづらい場所ではありますが、また来たいなって感じさせる魅力が詰まった場所でした。

宿泊先の情報

宿名美人亭
住所田辺市龍神村龍神96-3
電話番号0739-79-0777
公式サイトhttps://ryubijin.com/

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