【岩手】盛岡三大麺の一角を食す:白龍

東北

盛岡には「盛岡三大麺」と称される3種類の麺料理があります

それが「盛岡わんこそば」「盛岡冷麺」「盛岡じゃじゃ麺」です

今回は、「盛岡じゃじゃ麺」を食べようと思い、じゃじゃ麺のメッカ、白龍本店に行ってきました

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白龍

屋台から始まって、60年
今では盛岡市内に複数の店舗を構える白龍ですが、こちらは「本店」になります
歴史を感じさせる味のある建物です

また、お店が櫻山神社の参道内にあり、道中で鳥居をくぐるので、これもまた味があります

実食

「じゃじゃ麺」のルーツはご主人が戦前の旧満州で食べた「炸醤麺」で、これを日本の食材で再現し、盛岡の人の口に合うようにアレンジを繰り返すうちに、今の「じゃじゃ麺」が完成しました

もちもち食感のうどんのような平打ち麺に肉味噌をのせた、シンプルな料理
あと、トッピングに刻みキュウリがのっています
基本的に、白龍でも他のじゃじゃ麺屋さんでもこのスタイルは変わらないと思います

店舗による違いが出るとすれば、肉味噌でしょうか
白龍の場合、味噌をベースにひき肉、胡麻、椎茸 その他十数種類の材料を混ぜ込んで炒め寝かせた秘伝の味噌、らしいです

個人的な感想ですが、そのまま食べるじゃじゃ麺はあまりパッとしません
肉味噌を白米にのせて食べた方がおいしいと思っています

じゃじゃ麺の美味しさを決めるのは、自分で行う味付けではないかと思います
卓上には、「酢」「ラー油」「にんにく」の基本セットが置かれていて、これを加えていくことで味を調整します
じゃじゃ麺は、自分で行う調味料の配分しだいで味が決まります

白龍公式WEB(http://www.pairon.iwate.jp/jajamen.html

また、じゃじゃ麺は、最後に「ちいたんたん」をいただきます
「ちいたんたん」とは、麺の茹で汁を使った卵スープです
卓上には調味料の他に生卵も置いてあるので、これを使います
以下がその手順です

  1. 麺を少し残した状態でお皿に生卵を割り入れる
  2. 粗めに卵をかき混ぜる
  3. 店員に「ちいたんたん」と頼んで、じゃじゃ麺の茹で汁と肉味噌を加えてもらう
  4. いい感じにかき混ぜてスープにする

一皿余すとこなく、食べられるのがじゃじゃ麺のいいところです
ここでも好みで、卓上の塩胡椒などで味をつけていきます

最後まで自分好みに調整していく(自分の味に仕上げる)のがじゃじゃ麺の醍醐味となります
ただし、初回でベストな味を見つけるのはなかなか難しく、ベストな味に出合うまでトライ&エラーをしていくものだと思っています

「じゃじゃ麺が美味しくなかった」という感想もけっこう聞きますが、調味料を一切追加していなかったり、調味料の配合がうまくいかなかったケースも多いように思います

ちなみに、今回の私の配合でいえば、歴代最高のデキとは言えなかったです
まだまだ、じゃじゃ麺の探求が必要だわ

まとめ

今回は、盛岡三大麺の一角「じゃじゃ麺」をメッカの『白龍』で食べてきました

「じゃじゃ麺」は自分好みの味に仕上げていくので、その過程が面白く、また難しくもあります

今回は最高の一皿に仕上がりませんでしたが、「じゃじゃ道」を探求し、いつか最高の一皿にたどり着きたいと思いました

ちなみに白龍は盛岡市内に4店舗あります

どこもだいたい混んでいて並ぶのですが、本店は特に並ぶ印象です

メッカへのこだわりがなければ、盛岡駅内がアクセス良くておすすめです

店名白龍 本店
アクセス盛岡駅から徒歩約20分
住所盛岡市内丸5−15
電話番号019-624-2247
営業時間9:00~21:00
(日曜日は、11:30~19:00)
定休日不定休(お盆・正月)
公式サイトhttp://www.pairon.iwate.jp/index.html

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