【宮崎県】海に面した神聖な空間:鵜戸神宮

九州

宮崎県の日南市にある、『鵜戸神宮』を参拝してきました

『鵜戸神宮』は、全国的にも有名な神社であり、宮崎県の定番旅行スポットとしてテレビや雑誌などでよく紹介されています

海に面した洞窟内に本殿があり、この神聖な空間に入ることで、社会で薄汚れた心が洗われました

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鵜戸神宮

鵜戸崎岬の先端にあり、日向灘に面した自然洞窟内に御本殿が鎮座する、全国的にも珍しい神社です
「下り宮」と呼ばれる構造をしており、これもまた全国的に珍しいようです

日本の神社の多くは、山への信仰と密接なつながりがあるため、多くは山を登る→上る構造になっています
一方の鵜戸神宮は、参拝の過程で「下る」構造になっています
これは、「下り宮」と呼ばれ、全国的にも珍しいものです

『鵜戸神宮』の主祭神は日子波瀲武鵜葺草葺不合命(ひこなぎさたけうがやふきあえずのみこと)であり、夫婦円満、安産祈願のご利益があると言われています

岬のまわりには、太平洋の荒波にもまれてできた奇岩がそびえ、見応えある景観をつくりだしています

この辺り一体は国指定名勝となっています(国指定名勝とは、芸術上、鑑賞上の価値の高い名勝地に与えられる称号のことらしい)
境内からの景色は、海と奇岩とが合わさって圧巻!
神社に行くとなると、大体が山や森に面していることが多かったので、海に面する神社というのも不思議な感動があります

境内散策

参道の入り口が分かれ道になっています

左の鳥居ルート
右の舗装ルート

左側の赤い鳥居の方が『鵜戸神宮』へと続く道かと思っていましたが、右側の道も『鵜戸神宮』へと続いていました
鳥居ルートは雰囲気はあるのですが、道が悪く、ものすごく滑ったので、歩くのがけっこう大変でした
右側の道は舗装されていて歩きやすいです
おそらく、鳥居をくぐるルートが参拝としては正式な道順だと思いますが、靴の状態とかコンディションで選ぶのがいいでしょう

参道を進むと、神門と呼ばれる境内への入り口が見えてきます

ここから、境内へと入っていきます
神門をくぐると、すぐにまた次の朱色の門が見えてきます

この桜門を抜けて少し歩くと、絶景が広がります
玉橋と呼ばれる、まるっとした橋のところからの景色がこれ!

海の荒々しさと奇岩の様子が、なんともステキ!
そして、この階段を下ると本殿のある洞窟に到着です

洞窟入り口から本殿を撮影
本殿から洞窟入り口を撮影

このように、洞窟内に本殿が鎮座しております
洞窟内に本殿があるって、神秘的!
この空間に入るだけで、心が洗われる感じがします

運玉チャレンジ

『鵜戸神宮』には、運玉と呼ばれる石を投げ入れて運を占うという名物があります
霊石亀石と呼ばれる、亀の形をした石の背中に枡形のくぼみがあるので、そこを狙って運玉を投げ入れます

しめ縄のわっかの中心を狙います

運玉は5個100円、男性は左手、女性は右手で願いを込めながら投げ、見事くぼみに入れば願いが叶うと言われています(おそらく、男性は利き手じゃない方の手で、女性は利き手で投げるということだと思います)
そこそこな距離があるので、狙って入れるのは高度な技術を要しそう
ギャラリーが多いときは、成功すると拍手が起きることもあるそうです
私は、豪雨と暴風のため挑戦しなかったですが、晴れていたら全玉入れていたでしょう(根拠なき自信)

ちなみに、2022年7月1日から、運玉5個200円に値上げされるようです

波切神社

鵜戸神宮 公式WEB(https://www.udojingu.com/keidai/

天気が悪く、早々に退散したため、波切神社には行かなかったのですが(というより、波切神社の存在を後から知った)、こちらもステキな場所のようなので、時間がある方はぜひお立ち寄りください

アクセス

宮崎駅から公共交通機関を利用した場合の『鵜戸神宮』への行き方をご紹介します
おそらく大きく2パターンのどちらかになると思います

パターン①:電車とバスを利用する場合

宮崎駅→伊比井駅(約50分)
運賃は570円

バス停「伊比井駅」→バス停「鵜戸神宮」(約15分)
(朝・夕は、「鵜戸神宮」を経由しない場合があり、その場合はバス停「吹毛井」で下車)
運賃は580円

伊比井駅周辺はけっこう何もないので、バスの時間に合わないと途方に暮れる可能性ありです

パターン②:バスで行く場合

バス停「宮崎駅」→バス停 「鵜戸神宮」(約70分)
(朝・夕は、「鵜戸神宮」を経由しない場合があり、その場合はバス停「吹毛井」で下車)

運賃は1510円(吹毛井の場合は1540円)

電車で行く場合でもパターン②と同じバスに乗り換える必要があるため、パターン①よりも運賃が高くなりますが、初めからパターン②のバスで行く方法がオススメです
ちなみに、『鵜戸神宮』から宮崎駅に戻るバスは、バスの到着から1〜2時間後で組まれているため、参拝時間も1~2時間程度と想定されます

まとめ

今回は、宮崎県の日南市にある『鵜戸神宮』に行ってきました

大荒れの天気で、ゆっくり見てまわることができませんでしたが、洞窟内に本殿が置かれている様子はなかなか圧倒されます

天気がよければ、なお素晴らしいところだと思います

宮崎県の定番観光スポットでもあるので、ぜひ訪れてみてください

場所名鵜戸神宮
アクセスバス停「鵜戸神宮」から徒歩約1分(参道入り口まで)
バス停「吹毛井」から徒歩約10分(参道入り口まで)
住所日南市宮浦3232
電話番号0987-29-1001
営業時間6:00(開門) – 18:00(閉門)
定休日
公式サイトhttps://www.udojingu.com/

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