【福島県】大内宿:江戸時代の面影を残す空間

東北

江戸時代に宿場町として栄えた、大内宿

茅葺屋根の民家が並ぶ姿は、福島を代表する観光スポットとなっています

そんな大内宿に行ってきましたのでご紹介します

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大内宿とは

江戸時代に、会津若松と日光・今市を結ぶ重要な幹線道路に宿場町として整備されたのが大内宿の始まりです

当時は宿屋や問屋が軒をつらね、多くの旅人たちが訪れました

明治以降は、近代化から取り残されていたそうですが、結果として現代までこの景観が残ることになりました

国の重要伝統建造物群保存地区の選定を受けており、景観維持のため「売らない・貸さない・壊さない」の3原則を守り、後世に伝え残すために屋根葺きの技術継承に取り組んでいるそうです

行き方

「会津鉄道快速リレー」の車両 デザインがかわいい

今回は北千住駅から「東武特急リバティ会津」で会津田島駅まで行き、「会津鉄道快速リレー」に乗り換えて湯野上温泉駅まで行きました

北千住駅から湯野上温泉駅までの所要時間は約3時間半

ちなみに、「会津鉄道快速リレー」の先頭から見える景色がステキなんで、ぜひ最前列を陣取ることをオススメします

注意!
  • 「東武特急リバティ会津」は、新藤原駅以降はICカード対応していないため、北千住駅でICカードを使って乗車した場合は車内で現金精算となります
  • ICカード対応区間の精算をしないといけないのですが、対応しているのが東武鉄道駅のみで、精算するまでICカードが使用できなくなります

湯野上温泉駅からは、バス「猿游号」が駅と大内宿を繋いでいます

1時間に1本程度の本数なので、乗り遅れのないようにご注意ください

大内宿の楽しみ方

散策する

旧街道を歩きながら、江戸時代にタイムスリップした気分を味わいます

茅葺き屋根の昔ながらの家屋が軒をつらねている様子は圧巻なので、歩いて街並みを見てまわるだけでも楽しいです

なんだか、夏休みに田舎に帰ったような錯覚を覚えます

民家は住居兼店舗となっていて、伝統工芸品の販売やお食事処、喫茶店などが営まれているので、「見て」「買って」「食べて」「休んで」の寄り道しながら楽しむこともできます

多くのお食事処では、名物のネギそばや栃餅がメニューにあり、これらは一食の価値ありです

別記事で、ネギそばの実食について報告しておりますので、こちらもぜひご覧ください

歴史を知る

街道の中ほどには、「大内宿町並み展示館」があり、かつての問屋本陣跡が再建されています

実際に使われていた生活用具などが展示されていますので、より詳しく大内宿を知ることもできます

入場料は大人250円の激安です

絶景を写真におさめる

見晴台からの景色

大内宿の奥の方には見晴台があり、絶好の撮影スポットとなっています

ここからの景色は、天気や季節によって全く見え方が異なるので、いつ行っても違う顔を楽しめそうです

冬の雪化粧がほどこされた大内宿も大変面白そうなので、次回は冬に来たいと思います

宿泊する

大内宿内で宿泊することも可能です

泊まれるところは2か所あります

今回、私は湯野上温泉に宿泊したので、体験報告することはできないのですが、それぞれのお宿のHPがありますので、詳細はそちらをご覧ください

ものすごくHPのクオリティが高いです

特に「民宿 伊勢屋」のHPに掲載されている宿紹介の動画

ここに映っている大内宿の全景が感動的に美しいです

HPを持っている民宿自体が少なく、あったとしても、爆速表示で有名な「阿部 寛のホームページ」を思わせる簡素なものがほとんどだと思っていたので、びっくりしました

(参考に、「阿部 寛のホームページ」をおいときますね:http://abehiroshi.la.coocan.jp/

宿のHPを見てるだけでも楽しいし、見てると泊まりたくなってきます

次回は泊りで計画せねば

大内宿の見どころは一本道の通り沿いに大体並んでいるため、景観を眺めるだけであれば所要時間は1時間程度です

バス「猿游号」もそれくらいの間隔で運行されているので、パッと見て、さっと湯野上温泉駅に戻るということも可能です

ゆっくり見て回ったり、食事を楽しんだ場合、所要時間は2~3時間程度です

まとめ

今回は、私なりの大内宿の楽しみ方についてご紹介しました

宿場町という歴史を感じるだけでなく、夏休みに田舎に帰ったような安心感があり、日頃の疲れ・ストレスを癒すのに大変いいところと思いました

電車で行く場合、東京からのアクセスはあまり良くないのですが、福島県内をめぐる観光に組み込んでみてはいかがでしょうか

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