【福島県】大内宿:田舎のおばあちゃん家を思わせるお食事処

東北

福島県の人気観光地『大内宿』

今回は、「食べる」にスポットを当てて、私が行ったお店を紹介したいと思います

大内宿観光については別記事もあげているので、そちらもぜひご覧ください

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本家玉屋:謎のネギ蕎麦を食す

大内宿には、箸の代わりに1本のネギを使って食べるという、ネギそばなる謎の食文化が存在します

これは、福島県内でもかなり限定的な地域の食文化のようです

(同じ県内でも、郡山の人は、大内宿でしか見たことないと言っていました)

大内宿内には蕎麦屋さんがいくつもありますが、大体のところでこのネギそばを提供しています

今回は、大内宿の奥側にある『本家玉屋』にて、このネギそばに挑戦しました

趣のある入口

靴を脱いで上がります

座敷と土間がありましたが、今回は座敷に案内されました

写真の祝言そばセットを注文しました

ネギそば、栃餅、山菜の天ぷら等がついて2,200円です

食べ方は、ネギでそばをかっこむ、シンプルです

どういう発想力を持っていたら、ネギでそばを食べるという行為に至るのかわかりませんが、味は絶妙

蕎麦つゆは風味がよく、甘みを感じます

箸代わりのネギは薬味を兼ねているので、そのままかじります

辛味が強いので、蕎麦つゆの甘みを引き立たせます

そばをかっこみつつ、ネギもかじる、時短を追求した結果生まれたのだろうかと遠い昔に思いを馳せながらいただきました

食べづらいという問題はあるので、利き手に箸、反対にネギ、という二刀流もアリかと思います

より時短を追求してみてください

ネギで隠れてしまいましたが、写真中央のお餅「栃餅」もまたこの辺りの郷土料理

昔の米がほとんど取れない山村における、重要な食糧だったようです

一般的なお餅よりも、サラッとした食感で食べやすいです

原料のトチノキの実には、タンニン等の栄養が含まれているそうでヘルシーなデザートです

食べ終わったら、ゴロゴロしたくなる、そんな実家のような『本家玉屋』です

「一体いつからここが実家だと錯覚していた?」と我に返って、次を目指します

店名本家 玉屋
アクセス大内宿有料駐車場(大内宿入り口)から徒歩約6分
住所南会津郡下郷町大内山本3
電話番号0241-68-2946
営業時間8:30〜17:00  
定休日毎週木曜日
公式サイトhttp://tamaya-honke.sub.jp/

分家玉や:古民家カフェで一休み

次に向かったのは、大内宿の入口側にある古民家カフェ

THE 古民家な外観、ステキ

私のようなチェーン店カフェ以外初心者にはちょっとハードルが高くドキドキしましたが、店員の方がフレンドリーだったため、すぐに平静を装うことができました

おしゃれなおばあちゃんの家のよう、ステキ、サマーウォーズしそう

天気の良い日は、風が通り抜けて大変気持ち良いです

ここも実家だったかと錯覚します

注文したのは、米粉ロールとアイスコーヒー

米粉ロールは、弾力の強いモチモチ食感のスポンジと甘さ控えめのクリームが無限に食べられる気配を感じさせます

クリームにはゴロっとした白桃が入っており、ほのかな酸味がアクセントとなっていました

めっちゃうまいやん、と心の中で呟きながらいただきました

さすがフルーツ王国!

いまさらながら、同じ「たまや」で本家に分家

偶然入ったお店ですが、ファミリーだったのかな

店名古民家カフェ 分家玉や
アクセス大内宿有料駐車場(大内宿入り口)から徒歩約2分
住所南会津郡下郷町 大内大字権現上358番地
電話番号0241-68-2948
営業時間10:30〜17:00  
定休日毎週水曜日
公式サイトhttps://tamaya358.thebase.in/
(オンラインショップページ)

まとめ

今回は、大内宿の「食べる」を中心に紹介しました

散策してお腹が減ったら、「ネギそば」や「栃餅」などの郷土料理を食べてみてはいかがでしょうか

紹介したところ以外でも、たくさんお食事処・そば屋さんはあるので、お気に入りを見つけるのもいいかもしれませんね

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