【群馬県】猿ヶ京温泉 樋口

関東

日々のストレスが溜まり「探さないでください」って気持ちのときには、よく温泉に行きます

そんな時、まず最初に候補にあがるのは群馬県の温泉地です

群馬県には草津温泉や伊香保温泉などの有名な温泉地が数多くあるため、どこ泊まろうか見てるだけでワクワクします

たまに選べなさすぎて、疲れます

今回も逃避行がしたくなったため、群馬県の温泉を目指しました

有名な温泉地が多い中で、ちょっと知名度は落ちるのかもしれないですが、今回は猿ヶ京温泉の『料理旅館 樋口』に行ってきました

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猿ヶ京温泉

猿ヶ京温泉は、群馬県のみなかみ町にある温泉地、みなかみ18湯の一つです

谷川連峰三国連山に囲まれた自然豊かな場所、ということで都会の喧騒から離れられそう

猿ヶ京温泉の由来は、「ある日助けたお猿さんが、河原の中に湧いている温泉まで案内した」っていう伝承や、「申年生まれの上杉謙信が縁起にあやかってこの辺りを「申ヶ今日」と名づけ、それが「猿ヶ京」に変わっていった」、という説があるみたい
後付けな気がしないでもないですが、お猿さんがめっちゃいたんだろうなと想像します

初期の温泉街はダム建設により赤谷湖の底に沈んでしまったため、温泉街を移して近代的に生まれ変わったらしいです
初期は温泉宿が密集していたのかもしれないのですが、現在は温泉宿が点在している印象があり、草津温泉や伊香保温泉のような、the 温泉街のイメージは感じなかった
浴衣着て街を散策する、というようなことをやるところではないかな

宿から一歩も外に出ない、という籠城旅に最適!

あるいは、カヌー、カヤック、スキーなどの自然体感型のアクティビティが充実してるので、そういうのが好きならば満足度高いのではないかと思います
ちなみに、バンジージャンプできるところも近くにあります

参考:
猿ヶ京温泉観光情報協会
猿ヶ京バンジー

アクセス

意外に行きやすい、というのが初めて行った感想です

東京からの行き方は、

  1. [上越新幹線]で上毛高原駅へ
  2. 上毛高原駅から[猿ヶ京温泉行きバス]に乗り換えます
  3. 最寄りの降車地で降ります(『樋口』の場合は、「関所跡」)

↓関所跡からのルート

東京から『樋口』までの所要時間は約2時間
なんだ、近いじゃない!

アクセスが悪いと思っていたから、みなかみはこれまで候補に上がらなかったのだけれど、今後は積極的に候補に入れたいと思いました

難点は、上毛高原駅周辺にあまり何もないこと
バスの乗り継ぎに時間が空くと、手持ち無沙汰になるかもしれません

料理旅館 樋口

赤谷湖がすぐ目の前に広がる旅館
館内全体、とてもキレイに掃除されています
女将さんの管理が行き届いているのを感じます

お部屋

全5室の客室と、小さな旅館です
4室は赤谷湖が一望できる湖側で、1室は家族客向けの広めの山側の客室になるそうです

私は赤谷湖側の客室に宿泊しました
窓から一面の赤谷湖が見渡せます
宿泊は8月だったので、緑が生い茂る目に優しい風景が広がっています
紅葉の時期、雪積もる時期なんかも面白いのではないかと想像しました
別のシーズンに再訪したいです

そういえば、看板ネコが2匹?いました
普段からいいもの食べてるんだろうなと思わせる毛並みの良いネコ
女将さんを追いかけて部屋に入ってくることもありますので、ネコが苦手な方はご注意ください

温泉

料理旅館 樋口 公式WEB(https://higuchi-r.com/hotspring/

お風呂は家族風呂を少し大きくしたくらいの広さ
3人も入れば満員となりそうですが、貸切で入れるので困ることはないです

泉質は、硫酸塩泉の無色透明なお湯です
温泉!という感じはあまりしないのですが、足を伸ばしてゆっくり入れるので、リラックスできます

窓からの景色は、こちらも赤谷湖が広がっています
ただ、目隠しの囲いが高いので、湯船に入りながらだと、景色が見ずらいです

食事

食事は朝夕ともに部屋食でした(コロナがある今だけかもしれません)
窓際のテーブルでいただきます

料理旅館だけあり、こだわりを感じる皿が並びます
地元で採れた食材を中心に、旬をふんだんに取り入れた料理です

旬を味わうという贅沢
お肉も野菜も魚も、味が濃く素材の旨味を感じます

鮎の塩焼きには、蓼酢(たてず)なる調味料がついてきました(写真では見切れちゃってますが、緑色をした液体でした)
鮎は香魚とも呼ばれる香り高い魚で、蓼酢は独特の辛味により鮎の香りを引き立たせる効果があるらしいです
おそらく、焼いた鮎に特化した調味料なのでしょう
ニッチですね

食事のお供にアルコールをば
まずは、3種飲み比べをいただきました
この後は土田酒造さんの「誉国光」を注文
同蔵の「シン・ツチダ」などは飲んだことがあったのですが、「誉国光」 はたぶん地元ブランドで、群馬県外には出してないのではないかと思います

朝食もおかずがたくさんで、おいしい

普段は朝食を食べないのですが、こういうときに健康的な朝食をいただくことで、身体が清められる感じがします

食事に関しては味も素晴らしいのですが、今回何より感動したのはとても静かな中で食事ができたこと
山あいのなかで騒音がなく、部屋食で周りの声もない
目の前の美味しい食事に100%集中できたのが、今振り返っても良かったと感じています

まとめ

今回は、猿ヶ京温泉の『料理旅館 樋口』に宿泊しました

館内はキレイで落ち着きがあり、静かでゆったりした時間を過ごすことができます

日頃のストレスが浄化されたのを感じます

また、部屋の窓から広がる景色は、四季の移り変わりを実感でき、素晴らしいです

食事の内容も旬に合わせて変わると思うので、今回は夏の訪問でしたが、秋や冬に再訪したいです

宿名料理旅館 樋口
住所利根郡みなかみ町猿ヶ京温泉1167
電話番号0278-66-1500
予算(参考)23,000円/人
公式サイトhttps://higuchi-r.com/transportation/

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