前回行った、みなかみ18湯の一つである「猿ヶ京温泉」がとてもよかったため、18湯の他の温泉も気になりました
そこで、今回は上牧温泉の『大峰館』に行ってきました
猿ヶ京温泉 樋口の訪問記はこちら↓
上牧温泉
上牧温泉は、群馬県のみなかみ町にある温泉地、みなかみ18湯の一つです
読み方をいつも忘れるのですが、「かみもく」と読みます
「かみまき」って、私は呼び間違えることが多いです
利根川のそばに5軒程度の温泉宿が点在して営業しています
いわゆる温泉街はなく、温泉に来た!という雰囲気も感じないため、温泉街散策が好きな方には物足りないかもしれません
猿ヶ京温泉もそうでしたが、みなかみ18湯は全体的に小〜中規模の温泉宿が点在しているイメージです
おこもり目的で使用するのがいいのかもしれません
利根川や谷川岳が近いため、レジャーの前後で利用する方も多いようです
古くは、山下清(裸の大将)が上牧温泉に逗留していたらしいです
上牧温泉の一つ「辰巳館」に山下清の作品が飾られているので、氏の作品が好きな方は、こちらに泊まってみるのもいいと思います
(日帰りプランもあるみたいです)
アクセス
![](https://chihioke-blog.com/wp-content/uploads/2021/12/higuchi-1-800x600.jpg)
東京からの行き方は、
- [上越新幹線]で上毛高原駅へ(約1時間)
- [水上駅・谷川岳ロープウェイ行きバス]に乗り換え、上牧駅まで行きます(約15分)
- 上牧駅から『大峰館』まで歩く(約12分)
↓上牧駅から大峰館までのルート
東京から『大峰館』までの所要時間は乗り換え時間を含めて約2時間となります
意外に近い!
![](https://chihioke-blog.com/wp-content/uploads/2022/01/Ominekan-1-800x600.jpg)
上毛高原駅も上牧駅も周辺にはなにもないので、乗り遅れのないようご注意ください
立ち寄りスポット
![](https://chihioke-blog.com/wp-content/uploads/2022/01/Ominekan-2.jpg)
上牧駅まで来て、チェックインまでに時間がある場合には、上牧駅から200mのところにある、「上牧温泉 風和の湯」の日帰り入浴が便利です(入浴料:大人600円)
大峰館
上牧駅から『大峰館』まで、12分くらい歩きます
![](https://chihioke-blog.com/wp-content/uploads/2022/01/Ominekan-3-800x600.jpg)
道中にある赤い橋を渡り、坂を上っていくと到着です
要確認ですが、上牧駅⇔大峰館の送迎をやっているようです
必要な方は、事前連絡してみてください
![](https://chihioke-blog.com/wp-content/uploads/2022/01/Ominekan-8.jpg)
![](https://chihioke-blog.com/wp-content/uploads/2022/01/Ominekan-7.jpg)
入り口には、飲泉所が設置されています
ミネラル豊富なお湯と思いますので、普段飲み慣れている水とは違う味がします
身体に良さそうな味ですが、おいしくはない
お部屋
![](https://chihioke-blog.com/wp-content/uploads/2022/01/Ominekan-10.jpg)
建物の外観は年季を感じさせるのですが、今回泊まった部屋は新しげに見えました
お部屋はキレイで、掃除が行き届いています
広さも、のびのびするのに十分です
![](https://chihioke-blog.com/wp-content/uploads/2022/01/Ominekan-11-800x600.jpg)
![](https://chihioke-blog.com/wp-content/uploads/2022/01/Ominekan-12-edited-800x601.jpg)
私は部屋に入ったら、だいたい最初にお茶請けを確認します
今回はかりんとうまんじゅう(ソフトタイプ)
甘くて美味しいです
お風呂に入る気持ちが高まります
チェックイン可能な時間ってだいたい15時くらいと思いますが、ちょっと空腹を感じる時間帯
そのままお風呂に入ると血糖値が下がって倒れる場合があるので、ぜひ、お茶とお茶請けをいただいてから入ってください
ちなみにお部屋は、トイレ付きの部屋とトイレなしの部屋があるようです
今回はトイレ付きの部屋に泊まりましたが、トイレなしの部屋はけっこう古いみたいです
価格を抑えた「ビジネスプラン」なるものがあるので、そちらを選んだ場合にはトイレなしの部屋になるのではないかと思います
![](https://chihioke-blog.com/wp-content/uploads/2022/01/Ominekan-14.jpg)
たまに見るパズルゲーム
全然わからなくても大丈夫!
Google先生の力を借りて、解いてみせます
![](https://chihioke-blog.com/wp-content/uploads/2022/01/Ominekan-16.jpg)
お部屋に置いてあった、宿の説明書
「なにもございません」との潔さ
なにもないという尊さ
自然いっぱいであることが伝わります
![](https://chihioke-blog.com/wp-content/uploads/2022/01/Ominekan-28.jpg)
部屋からの眺望
なにもなさがいい
ちなみに、WIFIが飛んでいないのでご注意ください
自然の中でデジタルデトックスしてほしい、という女将さんの意図があるのかもしれません
温泉
![](https://chihioke-blog.com/wp-content/uploads/2022/01/bg-gensen-1-edited.jpg)
お風呂場に足を踏み入れてすぐに、温泉にきたと感じさせる、温泉特有の香りがしました
卵が腐ったような、と形容されるあの香りです
これだけで、ワクワク度が高まります
湯加減はちょうどよく、長湯するとポカポカです
いい感じに汗もかいてきます
温泉のいい写真がなく、公式WEBから画像をお借りしたけれど、雰囲気は全く伝わらないわね
露天風呂もあります
露天風呂はちょっと狭めで、2人入ると窮屈に感じます
あと、屋根と目隠しの樹木が結構しっかりしてるので、景色はあまり見えないです
![](https://chihioke-blog.com/wp-content/uploads/2022/01/Ominekan-13.jpg)
湯上がり処には、冷やした温泉水が置いてあります
ミネラル豊富の硬水はおいしくないですが、胃腸に良さそうな気がするのでごくごく飲みます
食事
朝夕ともに、お食事処での提供となります
![](https://chihioke-blog.com/wp-content/uploads/2022/01/Ominekan-17.jpg)
スタートのセッティングはこんな感じ
![](https://chihioke-blog.com/wp-content/uploads/2022/01/Ominekan-18.jpg)
拡大するとこんな感じ
![](https://chihioke-blog.com/wp-content/uploads/2022/01/Ominekan-19.jpg)
お刺身は、ギンヒカリ
群馬で生まれた最高級ニジマスということです
群馬以外では、食べられないんじゃないかなと思います
肉質のしっかりした味の濃いニジマスです
海なし県群馬の努力の結晶!
![](https://chihioke-blog.com/wp-content/uploads/2022/01/Ominekan-21-1.jpg)
![](https://chihioke-blog.com/wp-content/uploads/2022/01/Ominekan-22.jpg)
どんどん出てきます
![](https://chihioke-blog.com/wp-content/uploads/2022/01/Ominekan-24.jpg)
天ぷらは、まいたけ、りんご、さつまいも
![](https://chihioke-blog.com/wp-content/uploads/2022/01/Ominekan-25.jpg)
混ぜ込みご飯にも、ギンヒカリが入っています
甘味があり大変美味しかったです
![](https://chihioke-blog.com/wp-content/uploads/2022/01/Ominekan-26.jpg)
デザートは、いも団子
別名スウィートポテト
全体的に華やかさはないですが、地場産で作られてるところが好感を持てます
![](https://chihioke-blog.com/wp-content/uploads/2022/01/Ominekan-20-800x600.jpg)
![](https://chihioke-blog.com/wp-content/uploads/2022/01/Ominekan-23-800x600.jpg)
料理のおともの日本酒たち
どちらも群馬の地酒
![](https://chihioke-blog.com/wp-content/uploads/2022/01/Ominekan-29.jpg)
こちらは朝食
the旅館の朝食という佇まい
お米は温泉で炊き上げたものらしいです
味の違いはわからなかったのですが、、、
そもそも群馬のお米がおいしいからなぁ
お味噌汁も温泉を使っているとのこと
温泉使ってるからか、味が硬い印象を受けました
その他
口コミ的には賛否両論そうなこのお宿
女将さんのズバッとした話し方に関してネガティブな意見があるみたいです
たしかに「?」と感じるところはありましたが、私的には、理不尽な対応をされなければ接客にそこまでこだわりはないので、「賛」の方に入りました
接客を重視する方は、「否」と感じることもありそうです
まとめ
今回は、みなかみ18湯の一つである、上牧温泉『大峰館』をご紹介しました
東京から2時間程度で行ける自然に囲まれたこの温泉地は、コンクリートジャングルから離れるのにぴったりです
宿泊費は2万円程度だったので、コスパが良いとは言えないのですが、泉質を重視するのであれば、おすすめ度の高いお宿です
(日帰り入浴という選択肢もあります)
宿名 | 大峰館 |
住所 | 利根郡みなかみ町石倉229 |
電話番号 | 0278-72-3329 |
予算(参考) | 20,000円/人 |
公式サイト | http://www.oominekan.jp/ |
コメント