群馬県にある四万温泉に2泊3日の旅行に行ってきました
基本的に一人旅が多い私ですが、四万温泉旅行はパートナーとの二人旅です
今回は2泊目『ひなたみ館』の宿泊記となります
『ひなたみ館』は四万温泉の中で評価が非常に高い旅館で、いつか泊まってみたいと思っていたところ、念願かなって泊まることができました
四万温泉の1泊目はこちらの「はつしろ旅館」に宿泊しました
ひなたみ館
『ひなたみ館』は、四万温泉の中でもかなり奥まった位置にある温泉宿で、四万温泉の最奥地、日向見薬師堂のそばにあります
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バスで四万温泉に行く場合は、四万温泉のちょうど中間くらいが終着点(四万温泉グランドホテル前)となりますが、『ひなたみ館』はバス停からさらに約1.8kmの距離があるため、そこそこ歩きます
旅館によっては、バス終着点からの送迎を行なっており、『ひなたみ館』の場合は事前に連絡することでバス停までの送迎をしてくれます!
行きは徒歩で向かいましたが、帰りは送迎していただきました
雰囲気
『ひなたみ館』は、外観は洋風な旅館といった感じ
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中も同じように、イメージしていた日本的な旅館とは違い、モダンな装いです
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受付に薪ストーブが設置されていたり、アウトドアチェアみたいなイスが置かれていたり、さながらいい感じの山小屋を連想させます
全体的に内装がキレイで、四万温泉の中でも比較的新しいお宿ではないかと思ったのですが、調べてみたら、創業は明治38年!
リニューアルによりモダンな旅館に生まれ変わったようです
チェックインを済ませたら、お部屋の方に移動します
お部屋は、A~Fの6種類あります
今回は2名専用のEタイプのお部屋に宿泊しましたが、他には「半露天風呂付き」「メゾネットタイプ」「和室」などがあるようです
Eタイプのお部屋は、オシャレなダイニングといった雰囲気です
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奥のテーブル席から、窓の外の景色をだらだら眺めていられます
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とびきりいい景色ではないですが、山に面した様子は、四季折々の変化を楽しめます
今回は雪化粧された山です
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また、野鳥が木の間を飛び交っているので、その様子を眺めているのも癒されます
一通りお部屋探訪したところで、お茶請けをいただいてお風呂に行きたいと思います
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温泉
温泉は、四万温泉発祥の源泉とされる「御夢想の湯」を引いています
お風呂は「摩耶」「蛍」「鶏鳴」の3種類があり、すべて貸切制となっていて他のお客さんが入っていなければ好きな時に入れます
他のお客さんが入っているかどうかは表示板を見ることでわかります
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部屋の近くにこの表示板が設置されてるので、お風呂場まで確認しにいかなくていいのが便利です
せっかくなので、お風呂は3種類全制覇してみました
「摩耶」と「蛍」は内風呂で、1番の違いは広さです
「摩耶」の方が広く、家族風呂として5人程度入れる広さです
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大きな窓があり、開放感があるのが特徴的です
「蛍」は、公式では4名用のお風呂となっていますが、2人でちょうどいい広さ印象です
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「摩耶」よりも狭い分、お湯の温度が高く感じました
また、開放的な「摩耶」に対して「蛍」は窓がなく、明かりをおさえている印象です
まさに「蛍」のコンセプトに沿ったデザインです
「鶏鳴」は露天風呂で、眼前に山肌が広がります
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外は寒いですが、お湯の温度が高めだったので、入ってしまえば極楽です
景色は抜群とまでは言えないですが、開放感にあふれます
そばを流れる日向見川のせせらぎがBGMとなって、荒んだ心を癒してくれます
夕食
旅館の楽しみといえば、まずは温泉ですが、食事も重要なポイントです!
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献立を見ていると今日は何が食べられるんだろうとワクワクしてきます
イメージできないものもあり、楽しみが膨らみます
(余談ですが、過去に宿泊した旅館の献立表は、持ち帰って保存しています)
献立を見ながら料理のイメージを膨らませたところで、写真で振り返りたいと思います
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色鮮やかな前菜
地元でスタメン張ってるんだろうな、っていう群馬県食材たち
家だと使いこなせないタイプのおしゃれなお皿に盛り付けられていて、目でも楽しめます
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群馬県は海がないので、イワナなどの川魚の方が安心する
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脂っぽすぎない豚の角煮は、味がしみ込んでいておいしい
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緑と黒のコントラストが目にも鮮やかです
緑の方は、山椒の新芽を使った木の芽味噌なるものだそうです
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ほのかに杉の香りがして、リラクゼーション効果高し
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熱々の石の上に乗った牛
石の面積に対してお肉が大きいので、焼くのに苦戦します
よく転げ落ちる
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STAUBのホーロー鍋で炊き上げたイワナの炊き込みご飯
躍動感ある姿のイワナをまぜまぜにしていただきます
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イワナの旨味がご飯に染み込んで最高でした
これだけでも美味しかったのですが、出汁をかけてお茶漬けにします
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シメのご飯として最高でした
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ご飯のお供に、心がほんわかとするお漬物
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デザートもぬかりなし
イチゴの断面がセクシーよね
全体的に満足度が高い夕食でした
群馬県産食材がふんだんに使われており、地産地消にこだわっているという点も印象深いです
朝食
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旅館の白米はおいしい
噛むほど甘味がでて、最高においしいのですよね
白米はデザート
また、ご飯のお供たちは、優しい味がします
テーブル敷からはみ出したやつらもいて、量も十分です
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物足りない場合でも大丈夫、ご飯とお味噌汁がおかわりできます!
まとめ
今回は、四万温泉の中で評価の高い『ひなたみ館』に宿泊しました
モダンな旅館は、雰囲気よし、温泉よし、食事よしで、さらにスタッフの接客もよしと、評価どおりの旅館で、ステキな時間を過ごさせていただきました
価格はリーズナブルではないので、気軽に泊まれるところではないのですが、気合の入ったときの旅行でリピートしたいと思える宿です
宿名 | ひなたみ館 |
住所 | 吾妻郡中之条町四万4367-8 |
電話番号 | 0279-64-2021 |
予算(参考) | 25,000円/人 |
公式サイト | https://www.hinatamikan.co.jp/jp/ |
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